《ひとつの傘》




部屋に響く雨の音も傘に当たるパラパラ音も私は嫌いだった。





駅までの数分の道のり...





校舎から出れずにいた。





傘を差し出してきた彼...。





それから雨の日は傘を忘れたふりをして1つの傘に入り歩く。





こんなに楽しい雨の日があるなんて思わなかった。





明日も雨が降りますように...。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー