あまり聞き慣れたフレーズじゃないそれにどう反応を示していいか分からない。
「で、でもいいと思う! 頑張って!」
「……それでね、由奈ちゃん」
「ん?」
な、なんか嫌な予感。
「由奈ちゃんも一緒に来てほしいの」
「え、え!?」
予感は的中。香耶の提案に私は苦言を呈した。
「う、うーん。でもそれってデートとは言わないんじゃ」
「でもそもそも遊んだこともないのに急に二人でなんて緊張するよ」
「そう、だけど……」
でも女子二人に男子一人って、藤堂くんもその空間には居づらいのではないだろうか。
あまりいい反応を示さない私に香耶は「じゃ、じゃあ!」と、
「あと一人、誰か誘おう! 男の子!」
「え、男の子苦手じゃ……」
「由奈ちゃんもいるし、藤堂くんも仲良い人で」
「……」
誰だろう、とお互いに顔を見合わせて頭を悩ませる。
と言っても私も仲の良い男子とかクラスにいないし。
暫くしてティーカップに入っていた紅茶の水面を見つめていた香耶がポツリと呟く。
「折角のデートなんだし、由奈ちゃんも好きな人誘う……とか」
「っ……」
「で、でもいいと思う! 頑張って!」
「……それでね、由奈ちゃん」
「ん?」
な、なんか嫌な予感。
「由奈ちゃんも一緒に来てほしいの」
「え、え!?」
予感は的中。香耶の提案に私は苦言を呈した。
「う、うーん。でもそれってデートとは言わないんじゃ」
「でもそもそも遊んだこともないのに急に二人でなんて緊張するよ」
「そう、だけど……」
でも女子二人に男子一人って、藤堂くんもその空間には居づらいのではないだろうか。
あまりいい反応を示さない私に香耶は「じゃ、じゃあ!」と、
「あと一人、誰か誘おう! 男の子!」
「え、男の子苦手じゃ……」
「由奈ちゃんもいるし、藤堂くんも仲良い人で」
「……」
誰だろう、とお互いに顔を見合わせて頭を悩ませる。
と言っても私も仲の良い男子とかクラスにいないし。
暫くしてティーカップに入っていた紅茶の水面を見つめていた香耶がポツリと呟く。
「折角のデートなんだし、由奈ちゃんも好きな人誘う……とか」
「っ……」