「夜空を見てみろ。」

そう言って、キデス上を見上げる。

私も、上を見上げてみると、一面の星が夜空に広がっていた。

「こんなに星が見える場所があったんだなんて、知らなかった。」

「普段は、人が立ち入らない場所だからな。ここは。」

「夢なのに。何て鮮明な星空。。」

そう、私が呟くとキデスは可笑しそうに肩を震わせながら笑った。

「クッハハッ、、お前夢を見ていると思っているのか。」

「えっ、だって。。」

「ああ、そうだな。これは夢なのかもな。でも、今日の日の事を忘れるなよ。」

そう言って、私の額に軽い口づけをした。

その瞬間、私の胸は高鳴りキデスに恋をした。