「マジで!?」

「うん、マジ」

「うわぁー!」

 私と天崎の関係がマキちゃんに気づかれてしまったんだ。
 学校では私、天崎と接する時は何も関係ないフリをしていたつもりなのに油断してしまったかな?

「ねー、いつから付き合っているの?」

 私が交際をしているって事を知るとマキちゃんは目をキラキラさせて来た。

 知られたのなら、まあイイっか。
 正直に話しをする。

「出会いは中学の入学式の時からで、告白されたのは3年生の夏だよ」

「それからはずっとラブラブ?」

「まあ、そうだねー」