『おお!さようか!道理で我が声、姿を感じるはずじゃ!

聞いたか明空よ。我を信仰し、清き心で武道に励み善行を積めばこれすなわち……?

うん?いかがした明空?』

「お嬢、気絶していますね」

各務の冷静な観察通り、明空はソファーで目を回していた。