「うむ。わしもそちの守護に精魂傾けるゆえ、

そちも1日も早く、《神殺し》の汚名を返上できるよう精進するがよいぞ」

ああ、やっぱり……。

現実はそんなに甘くない。

「まだ、私にくっついていたんですか?神さま?」

「是非もないことじゃ。

まだ《清き心》と《浄めの手》を説明しておらなんだの?」

「はい、そうでしたね。

でも今から私、お風呂に入るので、

そのお話はまた後で」

「うむ。ではそうするかの。

ゆっくり湯浴みをするがよいぞ」

「はい、そうします。では」

「うむ。よく温まって参れ」