俺は何故ボッチになったのか
理由は、事故だ…自転車を漕いでいて小石によりバランスを崩して、車に轢かれてしまった…全治3ヶ月経ってから学校生活をしに来たら…
まぁどこのグループにも入れないよね…
一人、気にかけてくれるやつと言えば、幼なじみの「大岩麻莉」ぐらいかな、なのに気にかけてくれる奴が美人で、スクールトップだと差を感じるよね…
「悲しいもんだなぁ」
と、嘆いていると
「何が?」と聞いてくるあたり、男子の目線を感じないんだね、目線が俺を殺すからやめてって思うことしか出来ない午前中だった
午前の授業が終わり、クラスの人達はどんどん学食を食べに行ったりしている。俺は勿論弁当でクラスの隅で食べてます
「健也くんも一緒に食べよ!」
と、大岩が言ってくる。頼む、来るなと目線を送っても来るのは何故なんだろうか、男子の目線が怖すぎてチビりそうになるんやけど、この子恐ろしいわ…
「今日は何食べてんの?」と、向かいの席に座って聞いてきて、俺は
「昨日の夕飯の残り」と、答えた
そしたら、「なんの部活はいるの?」と聞いてきた
ねぇ何からどうしてその話になるの?と聞きたくなったがこれはいつもの事なので気にもとめず話し続ける、そして雑談をしながら飯を食い終わったので、
席について授業を受けた。
俺は数学が苦手なので殆どの授業で半分聞いて半分寝ている。
正直、赤点を採らなけりゃOKだと思ってる
と、考えながら床に伏した
俺は帰宅部である。
なぜ帰宅部かと言うと、家に帰って犬とじゃれあったりゲームしたいからである。
大岩は確かサッカー部のマネージャーだったなと思うと、サッカー部が練習しているのが目に入った。
サッカー部ってチャラいやつしかいないと思う(偏見)と、ネットのやり取りを自分だけでしていると、
「おっ、け、けん、健也君じゃないか」
と、クラスの人気者(女子が好意を持ってる人No.1)「藤原真司」が話しかけてきた。
反射的に「う、うっす」と返すと「こんな所で何やってるの?」と言われた。
うっせー関係ねぇだろと思いながらも
「今から帰るとこ」と答えた。そしたら
「そっか」といい、じゃあねと言われて帰っていった。
何がしたかったんだ、と思いながら自転車を漕いで帰路に着いた
家に帰って
なんで大岩は俺の事殺させようとするんだろうと考えていると
「お兄〜ちゃん!」と、妹の「青木凛」が声をかけてきた
「どうした?」と声をかけると
「勉強教えて!」と言ってきた。
確かに、こいつ来年受験だったな俺そんなこと考えてなかったよな〜と、過去に耽っていると
「お兄ちゃん!教えてくれるの?くれないの?」
と、聞いてきた「いやー可愛い妹のためならなんでもするわ!」という心の声を飲み込んで
「いいぞ!」と髪をわしゃわしゃ撫でたら
「やった〜!」と言ってくれた
この子も思春期になるとこんなことしたら怒るんだろうな、と考えていると「早く教えて!」と言われたので、勉強を教えに行った。
マジで思春期来ないで欲しいと願いながら