結局、愛瑠萌の大学進学の夢は叶わず、地元のケーキ屋に就職した。
そして、
俺たちを育ててくれたクラブチームで体操のコーチをすることとなった。
小さい子達の指導をする愛瑠萌は本当に楽しそうだった。

俺は予定通り県外の大学に進学し、教師を目指す。

真奈は少しずつ元気になって高校も卒業し、地元の短大へと進学した。


俺と真奈の関係も遠距離で自然消滅した。