好きだと言ってくれるのに…ヤキモチ妬いちゃう



土曜日
「おっ、ここだ」

ピンポーン

「はーい」

「女の声だぜ」

あかりはすぐ彼女だとわかった

来るんじゃなかった、そういえば友達に紹介するって言ってた気がする

「よっ、あがれよ」

「お邪魔しまーす」

「こんにちは、俊がお世話になってます」

琴菜は笑顔で挨拶する

「こちらこそ、彼女さんの噂は俊から聞いてます」


「えー、どんなことを言ってるんだろう、頭があがらないとか?(笑)」

「可愛いっていつも言ってるよな、俊」

「可愛いだろ?」

「可愛い」

「惚れるなよ、俺のもん」

「どうぞ、座ってください」


6人で食事をしてお開きになる頃、女子二人は片付けを手伝っていた

「あの、身体はもう大丈夫なの?」

「あっ、子宮筋腫があってね、春に手術するの、ありがとう、俊が色々迷惑をかけてごめんなさい」

「迷惑なんて……こっちこそ彼女がいるのわかってたのに誘ってごめんなさい」

「ううん、俊は誰とでも仲良くなっちゃうから私は昔からヤキモチばっかり妬いててね

で、私もすぐ怒っちゃってねー、俊が謝るのが繰り返し行われてきたから気にしないで

俊はカッコいいから……

キャッ、言っちゃった〜」



琴菜は一人で照れて顔を覆っていた

隣で聞いていた美咲はバカップル?と思っていた

「そうね、確かにカッコいいよね、可愛い彼女さんで俊くんが羨ましい」

「これからも俊が変な事をしてたら怒っていいから、よろしくね」

「あっ、うん」

あかりは思った

俊くんを怒れるのは彼女さんしかいないんじゃないのかなー

勉強もよくするし、みんなとのコミュニケーションもうまいし俊くんが怒った事はないし

他にも女子で俊くんのことをいいって言ってる女の子はいるんだけどな

これは私だけ知ってればいいか…



みんなが帰っていく

「琴菜、お疲れ」

「ううん、楽しかったね、俊は友達に恵まれて幸せだね」

「琴菜がいるからだよ、チュッ」

「お風呂わかすね」

「一緒に入ろ」

「はーい(笑)」