さらにエステで磨いてもらい、若干引き締まった気がする。
うん、あと少し頑張ろう。

「戻りました……」

「どうだった?」

滝島さんはもうお風呂を済ませたのか、洗いざらしの髪になっていた。

「控えめに言って最高でした……」

うん、危うく寝落ちそうになっていたもんね。

「ふうん。
エステで体重とか量っただろ」

「はい」

「あれ、うちの最高級体組成計で、二十三万」

「ええっ!?」

いや、MITUMIってマークが付いているのは気づいていた。
それにちょっと載るだけで細かくデータが出て凄いなー、とは思ったけど。
そんなにするんだ、あれ。

「どうだ、欲しくなっただろ」