ゴムまりをポーンと投げると、つごもりさんは尻尾を振りながら取りに行った。そして、すぐに持ち返ってくる。受け取って、もう一度投げた。これも、追いかけて回収してくる。
私の前にゴムまりを落とし、尻尾を振りながら見上げてくる。
「つごもりさん、ゴムまり遊び、楽しいですか?」
『た、楽しい!!』
これはもう、我慢できない。愛い奴めと、「よーしよしよし」と言いながら、頭を撫でてしまった。つごもりさんも嫌がることなく、撫でてくれとばかりに頭を差し出してくれる。
それから一時間ほど、ゴムまり遊びをした。
疲れ果てたあと、私達はハッと我に返ったのだ。
「な、なんか、すみません。なれなれしく、触ってしまい……!」
『俺も、ボール遊び、楽しくて、調子に乗っていた』
もう、寝よう。火鉢の始末をして、そそくさと部屋に戻り、布団の中に潜り込んだ。
あっという間の一日だった。明日も、頑張ろう。
◇◇◇
私の前にゴムまりを落とし、尻尾を振りながら見上げてくる。
「つごもりさん、ゴムまり遊び、楽しいですか?」
『た、楽しい!!』
これはもう、我慢できない。愛い奴めと、「よーしよしよし」と言いながら、頭を撫でてしまった。つごもりさんも嫌がることなく、撫でてくれとばかりに頭を差し出してくれる。
それから一時間ほど、ゴムまり遊びをした。
疲れ果てたあと、私達はハッと我に返ったのだ。
「な、なんか、すみません。なれなれしく、触ってしまい……!」
『俺も、ボール遊び、楽しくて、調子に乗っていた』
もう、寝よう。火鉢の始末をして、そそくさと部屋に戻り、布団の中に潜り込んだ。
あっという間の一日だった。明日も、頑張ろう。
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