アホ面で首をかしげると、そこにいた全員が笑い出した。
「夢花自分の体のことじゃん、なんでわからないのよぉ」
……わからないよ。
なんで夢を見た翌日おばあちゃんになっちゃうのかも、どうして急に直ったのかも。
全然わからないよ。
「まぁ、楽しめたんだからいいんじゃない?」
咲弥がそう言うと、ほんの少しだけ心が楽になる。
「今楽しめた。それは事実なんだし」
「そだね……」
そう答え、ふと振り返る。
なんか今、視線を感じた気がしたけど……。
そこには誰もいなかった。
気のせい?
「夢花、行くよぉ?」
「うん、待って!!」
気のせい、だよね――。
「夢花自分の体のことじゃん、なんでわからないのよぉ」
……わからないよ。
なんで夢を見た翌日おばあちゃんになっちゃうのかも、どうして急に直ったのかも。
全然わからないよ。
「まぁ、楽しめたんだからいいんじゃない?」
咲弥がそう言うと、ほんの少しだけ心が楽になる。
「今楽しめた。それは事実なんだし」
「そだね……」
そう答え、ふと振り返る。
なんか今、視線を感じた気がしたけど……。
そこには誰もいなかった。
気のせい?
「夢花、行くよぉ?」
「うん、待って!!」
気のせい、だよね――。