会場の厨房に雫は枝豆と紙コップを厨房に持っていく

「すみません。枝豆湯がいて紙コップに入れてください。できたら売り場の方へお願いします」

「はい」



(紙とマジックないかなー、あっそうだ)

雫は美咲の会社の車へ向かう

「あの、紙とマジックないですか?」


(この子さっきの……)
「あるわよ」



「貸してください。あっ、セロテープもいいですか?後で返しにきます」

雫は売り場に向かう



(んー、いくらにしようかな300円、高いかな、250円かなー)

竜二から電話がかかる


「雫ちゃんどこ?」



「色々うろうろしてるから大丈夫です。落ち着いたら電話下さいね。あっ近くの店舗から枝豆を手配してください。厨房に持っていくように」

「わかった」



「あの、枝豆をメニュー追加したのでこれ貼ります。茹で上がったら中から出てきますので」



「わかりました」

「お願いします」

ペコリと売り子に頭を下げて歩いていく



美咲のところへマジック等を返しに行き、また店舗に入っていく



(多分、ここにあるはず)

雫はトイレットペーパーの予備を見つけて店舗外にあるトイレへ入っていく

浴衣のままトイレ掃除をしていく



(一時間半はもつかな)

スタッフルームからゴミ袋とテーブルを拭くダスターを何枚か持って出る



備え付けてあったゴミ袋を変えていき落ちているゴミも拾っていき、空いた席のテーブルを次々と拭いていく


「空きましたよ。座ってください」

テーブルを拭いては立っている人達に声をかけていく

キャリーが届いたようで男性社員が椅子とテーブルを作っていきお客は座っていく

(間に合ったみたい(笑))

「こちら空きましたよ。どうぞ」


一組の立って食べていた夫婦に声をかける

「ありがとう」


「ごゆっくりどうぞー」

雫はまた売り場に行く



(飲み物……足りないかな〜)

店の中に入っていく