「今週末、地元帰るんですよね。よかったらご飯でもいきませんか?」
やり取りを始めてわずか5日。
大介からの突然の誘いに戸惑いを隠せない。
会ってみたい、でももし……。
テレビでよくあるニュースのようなことになったら、なんて物騒なことを考えたりもした。
たった5日。
メッセージの数だけ見たら、誰よりも多い。
それでも本性はわからない。
なかなか返せないメッセージ。
「どうしたらいいのー」
思わずため息をつく。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…