悠希


あなたの目にあたしはどんな風にうつってた?


『とんでもない女に会った』


そう思わなかった?


あたしね


小さい時からトラブルを招く子だったの。


落ち着いたって思ってもまた不思議と何か起きるの。


じつはね


誰にも言えなかったけど、消えて楽になりたいって日々過ごしてたんだよ。


心の内に住むもう一人のあたしがいつも言うんだ。


『お前は愛されてないよ。消えちゃいな』って


闇から出たくて懸命にもがくんだけど、足を滑らせちゃうのかな…


また闇に落ちて、一からやり直しいになるんだ。


悠希


あなたはこんなあたしを守れますか?


こんなあたしを愛し通せますか?