「きゃぁぁぁぁっ⁉︎」


そこにいたのは、背丈も幅も私の二倍ほどの大きさを持つ、青い肌をした化け物。
顔の真ん中に大きな瞳がぎょろっと動き、私を捉える。
黒い着物のようなものを見に纏っていて、青く大きな右手が、私の左腕を掴んだ。


「やだっ、離して!」


今まで、こんな化け物、見たことはない。


じいちゃんが危惧していた危険なあやかしって、こいつのような化け物のことだったの?