病院はキライだった。
ただの風邪でも、自分が重病人になった気がして滅入るから。
それでも歯医者さんだけは。痛くなったらどうしようもない。
ずっと歯が染みるなぁって思ってて。
知覚過敏かなにかだと歯みがき粉を替えてみたり、自己診断で放置したのが悪かった。
夜中にズキンズキンと歯茎が痛みだして眠れない。
翌朝になっておさまったものの、これはどう足掻いても『虫歯』だ。
勤め先の不動産屋と駅とのあいだに、新しくデンタルクリニックが開業してたのを思い出す。
九時すぎに出社して、すぐに電話。事情を話したら11時には診てもらえることになった。・・・ほっとした。
「社長~、歯医者さん行ってきますね~」
「ハイハイ、お大事にー」
御年71歳。白髪がふさふさの当たりの柔らかい、おじいちゃん社長。
50代の娘さん、郁子さんと、ご主人の正さん、そしてわたし。4人だけの小さな町の不動産屋さん。
毎日のんびりで、ほとんどのコトが融通が利く。とっても素敵な職場だ。
ただの風邪でも、自分が重病人になった気がして滅入るから。
それでも歯医者さんだけは。痛くなったらどうしようもない。
ずっと歯が染みるなぁって思ってて。
知覚過敏かなにかだと歯みがき粉を替えてみたり、自己診断で放置したのが悪かった。
夜中にズキンズキンと歯茎が痛みだして眠れない。
翌朝になっておさまったものの、これはどう足掻いても『虫歯』だ。
勤め先の不動産屋と駅とのあいだに、新しくデンタルクリニックが開業してたのを思い出す。
九時すぎに出社して、すぐに電話。事情を話したら11時には診てもらえることになった。・・・ほっとした。
「社長~、歯医者さん行ってきますね~」
「ハイハイ、お大事にー」
御年71歳。白髪がふさふさの当たりの柔らかい、おじいちゃん社長。
50代の娘さん、郁子さんと、ご主人の正さん、そしてわたし。4人だけの小さな町の不動産屋さん。
毎日のんびりで、ほとんどのコトが融通が利く。とっても素敵な職場だ。