☆☆☆
「で、何がついてるって?」
神崎の鼻血が止まってから、俺は話を元に戻した。
こいつと話をしていると、話題が脱線しまくって肝心なことがよく理解できないし、先に進めない。
そんなことで少しイライラしている自分がいた。
「監視カメラ」
「監視カメラ!!」
優奈がオウム返しした。
俺の反応も優奈と同じ、キレイにハモったのだ。
「そ、だからその部屋には必ず何かある。気になってしかたないんだ」
なるほど。
これも普通の家では想像できない話だけれど、あの豪邸なら監視カメラの一つや二つ当たり前だろう。
だけど、それが家の中についている、ということろが問題なのだ。
不審人物をいち早く見つけるためなら家の外にあるハズだ。
中に監視カメラがあるなんて、家の人間を寄せ付けないためにあるようなものだ。
「その部屋誰も入ったことないの?」
ミステリー好きな優奈が真剣推理モードに入っている。
一度スイッチが入ってしまうと、完璧に推理してしまうまで元には戻らない。
やっかいなことになりそうな気がしてきた。
「で、何がついてるって?」
神崎の鼻血が止まってから、俺は話を元に戻した。
こいつと話をしていると、話題が脱線しまくって肝心なことがよく理解できないし、先に進めない。
そんなことで少しイライラしている自分がいた。
「監視カメラ」
「監視カメラ!!」
優奈がオウム返しした。
俺の反応も優奈と同じ、キレイにハモったのだ。
「そ、だからその部屋には必ず何かある。気になってしかたないんだ」
なるほど。
これも普通の家では想像できない話だけれど、あの豪邸なら監視カメラの一つや二つ当たり前だろう。
だけど、それが家の中についている、ということろが問題なのだ。
不審人物をいち早く見つけるためなら家の外にあるハズだ。
中に監視カメラがあるなんて、家の人間を寄せ付けないためにあるようなものだ。
「その部屋誰も入ったことないの?」
ミステリー好きな優奈が真剣推理モードに入っている。
一度スイッチが入ってしまうと、完璧に推理してしまうまで元には戻らない。
やっかいなことになりそうな気がしてきた。