空はまだ青く、遠い太陽が三人の体に熱を運んでくる。


夏もまだまだこれからで、俺たちの関係もこれからで。


それを理解しているつもりだった俺は、神崎のことも、この夏で起こる一番大きな変化も、そして、あの部屋の本当の秘密も、何もわかっていないことに、気付くはずもなかった……。