「祭り!?」


話しの途中で桜子は叫び声を上げて、全身に鳥肌を立てた。


かと思えばおじいさんの手からパッと手紙を奪い取り、ベッドから立ち上がった。


「怖い怖い……水神祭怖いよぅ!!」


そうやって、イヤイヤと首を振りながら部屋を出て行ってしまったのだった。