俺と律が、今日こうして庄田さんと出会ったのは本当にただの偶然かもしれない。
でも、俺と律のテレパシーに、庄田さんや綾さんは全くの無関係なのだろうか?
根拠がある訳ではなかったけれど、やはりそうは思えなかった。
関係があるように思えてしまった。
「ここを真っ直ぐ行けば駅が見えるから。ちょうど急行が来る時間かも」
駅の方へ指を差しながら、庄田さんがこちらに振り返ってそう言ってくれる。
ありがとうございます、と言おうと思って開いた口を、噤んだ。
もう一度口を開くと、お礼とは違う言葉を伝える。
「庄田さん」
「ん? 何?」
名前を呼ぶと、庄田さんは首を傾げて俺を見つめる。
そんな彼に、俺は告げた。
「俺と律は……
テレパシーが使えるんです」
でも、俺と律のテレパシーに、庄田さんや綾さんは全くの無関係なのだろうか?
根拠がある訳ではなかったけれど、やはりそうは思えなかった。
関係があるように思えてしまった。
「ここを真っ直ぐ行けば駅が見えるから。ちょうど急行が来る時間かも」
駅の方へ指を差しながら、庄田さんがこちらに振り返ってそう言ってくれる。
ありがとうございます、と言おうと思って開いた口を、噤んだ。
もう一度口を開くと、お礼とは違う言葉を伝える。
「庄田さん」
「ん? 何?」
名前を呼ぶと、庄田さんは首を傾げて俺を見つめる。
そんな彼に、俺は告げた。
「俺と律は……
テレパシーが使えるんです」

