その後、授業中も休み時間も、俺なりに色々考えてーーそして、俺なりの〝方法〟を考えた。
「では、朝のホームルームで先生から話があった通り、これから、体育祭での出場種目について決めていきます」
放課後のホームルームで、学級委員の尚也が、教壇に立って話を始める。
「希望人数が制限人数より多い場合は、話し合いやジャンケンで決めていくので。じゃあまず、大縄に出たい人はいますか?」
大縄への参加希望者が次々に挙手していく。
俺は、コーヤと障害物競走、尚也とリレーに出たいなという話を休み時間にした。
そして。制限人数にさえ引っ掛からなければ一人最大三種目に出場することが出来るから……
「では、次。二人三脚に出たい人、いますか? 人数は、一ペア二人です」
尚也がそう言い終わった瞬間に、俺は右手をバッと挙げた。
少々勢いよく挙げ過ぎたせいで、クラスメイト達の視線を一気に集めてしまった。
「では、朝のホームルームで先生から話があった通り、これから、体育祭での出場種目について決めていきます」
放課後のホームルームで、学級委員の尚也が、教壇に立って話を始める。
「希望人数が制限人数より多い場合は、話し合いやジャンケンで決めていくので。じゃあまず、大縄に出たい人はいますか?」
大縄への参加希望者が次々に挙手していく。
俺は、コーヤと障害物競走、尚也とリレーに出たいなという話を休み時間にした。
そして。制限人数にさえ引っ掛からなければ一人最大三種目に出場することが出来るから……
「では、次。二人三脚に出たい人、いますか? 人数は、一ペア二人です」
尚也がそう言い終わった瞬間に、俺は右手をバッと挙げた。
少々勢いよく挙げ過ぎたせいで、クラスメイト達の視線を一気に集めてしまった。