白い封筒を開ける時

青春・恋愛

日月 さく/著
白い封筒を開ける時
作品番号
1565824
最終更新
2019/07/07
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
いいね数
2
私はずっと疑問だった。

彼がいつも私を庇ってくれるのが。

みんな敬遠するのに。。。

▶︎▶︎▶︎口裂け女のせいで◀︎◀︎◀︎

お前いっつもマスクだなw口裂け女!

私はクラスの中でいじめられっ子という立ち位置なのだろうか

自分の名前を忘れかける。口裂け女のせいで

「萌、購買で俺のカレーパン買ってこい」

「…え?」

彼がいつも私の名を呼んで
口裂け女じゃない時間をくれるから
私は私でいられる

多分口はかなり悪い
それでもいっつも助けてくれる
どうしてだろう。

私の口が裂けてなかったら

マスクを付けてなかったら

こんなモヤモヤする疑問
抱かなくて良かったのに。






悲しい事も

知らなきゃ良かったって事も

全部全部知らなくて済んだのに



あらすじ
人と話すことが苦手でマスクを着用してしか学校に来れない萌。
みんな萌を恐れ敬遠した。
1人の男の子を除いて。
萌が悪口を言われると必ず止めてくれる男子がいた。

長谷川 啓

彼はどうして萌を庇うのか。

萌はどうしてマスクを付けられなくなったのか。


自分に自信がない人ほど

変われるチャンスはあるんだよ。


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