『先に言う!!私の彼氏は、唯斗っ。
隠しててごめん、』

頬を真っ赤にしながら言う
彼女は可愛かった。

『びっくりー!昔から仲良かったもんね!!』

『うん!高1の頃から付き合ってて、』

嬉しそう、。
私もそうなれたらいいのに。
なんて、切ないことを考える。


『あのさっ、萌香~』

『ん?なになに??』

優しい口調で聞いてくる。

『私多分、びっくりさせると思うし、
長くなるし、途中で何言っていいか
わかんなくなると思うけど、最後まで、
聞いてくれる?』

『うん!もちろん!!』

彼女の優しいほほ笑みが、心強かった。