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「ここ! 俺がよく遊ぶ場所なんだ!」


そう言った目の前には大きな公園があった。


そこは家からさほど離れていない近所の公園で、あたしも小学生の頃まではよく遊んでいた場所だった。


「ここって……ただの公園じゃん!!」


あたしは思わず大きな声でそう言い、ミッキーを睨み付けていた。


ミッキーはあたしの声に驚き、ビクリと体を震わせた。


「え、うん。公園、ダメだった?」


ミッキーは眉を下げてオロオロとそう聞いてくる。


その表情を見て大きくため息を吐き出した。


もっと楽しい場所に連れて行ってくれるものだと期待しすぎたのは自分のほうだ。


ここは自分が悪い。


「別に、いいけど」


そう返事をしてそっぽを向く。