昨日会ったばかりのミッキーと一緒にどこかへ行くなんて、通常のあたしじゃ信じられない行動だ。


だけど、ミッキーが相手だからか、大丈夫だと思えたんだ。


それに、ミッキーならきっと楽しい場所へ連れて行ってくれる。


そんな予感もあった。


だからあたしはミッキーと一緒に歩きながら、自然と頬をほころばせていたのだった。