それからあたしとミッキーは他愛のない会話をして時間を潰した。
ミッキーと一緒にいると時間がたつのが早く、あっという間に太陽は傾き始めていた。
公園内に夕方5時を知らせるチャイムが聞こえて来てあたしたちはどちらともなく立ちあがった。
「じゃぁ、またね」
ミッキーが言う。
「うん」
ミッキーの連絡が知りたかった。
今日こそ聞こうと思っていた。
けれど、こうしてミッキーと2人きりの時間を過ごした後だと、それもどうでもよくなっている自分がいる。
連絡先なんて知らなくても、あたしとミッキーはまた出合う事ができる。
そんな風に感じてしまう。
「またね」
あたしはそう言ってミッキーに手を振り、夕焼けの街を歩き出したのだった。
ミッキーと一緒にいると時間がたつのが早く、あっという間に太陽は傾き始めていた。
公園内に夕方5時を知らせるチャイムが聞こえて来てあたしたちはどちらともなく立ちあがった。
「じゃぁ、またね」
ミッキーが言う。
「うん」
ミッキーの連絡が知りたかった。
今日こそ聞こうと思っていた。
けれど、こうしてミッキーと2人きりの時間を過ごした後だと、それもどうでもよくなっている自分がいる。
連絡先なんて知らなくても、あたしとミッキーはまた出合う事ができる。
そんな風に感じてしまう。
「またね」
あたしはそう言ってミッキーに手を振り、夕焼けの街を歩き出したのだった。