「あ、ご、ごめん」


咄嗟に謝るけれど、猫よりもミッキーがここにいることの方が驚きだ。


「美紗っち学校帰り?」


「う、うん。まぁね」


曖昧に返事をして頭をかく。


「それより、なんでミッキーがここにいるの?」


「俺? 俺は散歩。こんな公園あったっけなぁと思って入って見たらさっきの猫がいたから、遊んでた」