☆☆☆
学校とは逆方向へ歩き始めたあたしはぼんやりと空を見上げていた。
制服姿でウロウロしているあたしを、歩行者たちは不思議そうな顔で見ている。
一旦家に帰って着替えて来ようか。
そう考えるけれど、家に帰れば外に出たくなくなってしまいそうだった。
今日はお母さんの帰りが早いから、家にいれば心配させてしまう。
そう思ったあたしはひと気のない道へと進んでいった。
この辺の住宅街は入り組んでいる細い道が多く、地元のあたしでも下手をすれば道に迷ってしまう。
そんな道を1人で歩いていると、小さな公園が見えて来た。
「こんなところに公園なんてあったっけ」
そう呟きながら近づいていくと、公園の入り口に3か月前の日付が掘られていた。
どうやらこの公園ができたのは3か月前のことらしい。
あたしが知らなくても当然だ。
学校とは逆方向へ歩き始めたあたしはぼんやりと空を見上げていた。
制服姿でウロウロしているあたしを、歩行者たちは不思議そうな顔で見ている。
一旦家に帰って着替えて来ようか。
そう考えるけれど、家に帰れば外に出たくなくなってしまいそうだった。
今日はお母さんの帰りが早いから、家にいれば心配させてしまう。
そう思ったあたしはひと気のない道へと進んでいった。
この辺の住宅街は入り組んでいる細い道が多く、地元のあたしでも下手をすれば道に迷ってしまう。
そんな道を1人で歩いていると、小さな公園が見えて来た。
「こんなところに公園なんてあったっけ」
そう呟きながら近づいていくと、公園の入り口に3か月前の日付が掘られていた。
どうやらこの公園ができたのは3か月前のことらしい。
あたしが知らなくても当然だ。