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あらすじ
 高校生の天野美幸は、同級生佐藤陸の交通事故に遭遇した事が切っ掛けで、自身が
超能力者だと分かる。しかし、超能力の発動には、根暗で人嫌いの陸が側にいる事が
条件だった。
 美幸は、人助けの為に、渋る陸を説得して、超能力救助隊を作る。
 陸の引きこもり、取材ヘリとの空中戦などの事件もあったが、救助隊活動は続き、
根暗だが真摯な陸に対して、美幸は好意を感じ始める。

 そんな中、小惑星セルベルクが地球に衝突して、世界が破滅する事が分かる。
 首相の要請で宇宙基地に赴くと、超能力によるセルベルクの軌道変更を託される。
 しかし、それは帰還の当てが無い片道切符の旅だった。
 ロケットの発射直前、二人は瞬間移動で学校へ戻り、陸は自分が超能力者だと告白
し、美幸の記憶を消して単身セルベルクへ旅立つ。

 地球は救われるが、美幸は忘却の彼方に消えた想い人に胸を焦がす。
 そこに陸が現れ、記憶を取り戻した美幸は、彼の胸に飛び込んでった。