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それから数日後、あたしは1人で神社にやってきていた。


森の中に足を踏み入れたことはないし、1人で入って無事に帰って来られるかどうかの保証はなかった。


けれど、どうしての『過去ポスト』が実在するのかどうか、調べてみたかったのだ。


「よし!」


自分に気合を入れて、森の中へ足を踏み入れたのだった。