未来を変えなきゃいけない人から、あたしへの手紙。


それはちょっと考えにくかった。


そんな重要人物があたしに用事があるなんて思えなかったから。


「そっか。じゃあやっぱり違うのかな」


そう思いながらも、あたしは胸の中に『過去ポスト』についての噂をしまい込んだのだった。