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このことをキッカケにあたしのお姉ちゃんはまた会話をするようになっていた。


「ねぇ、あの手紙の送り主はお姉ちゃんじゃないの?」


「まだそんなこと言ってるの? あれはひいおじいちゃんからに決まってるじゃん」


帰りの飛行機の中で、あたしたちはそんな会話をした。