「なんで、今更そういうこというの!?」
あたしは自分の感情を抑える事ができず、お姉ちゃんへ向けてそう怒鳴っていた。
お姉ちゃんは驚いた顔をあたしへ向けている。
それでも止まらなかった。
「あたし、お姉ちゃんが彼の事好きだなんて知らなかった! 告白したことだって、付き合いはじめたことだって、なにも聞いてない!」
叫びながら、自分が怒っている原因が明白になって行く。
彼を取られたことを怒ってるんじゃない。
お姉ちゃんが、自分の気持ちをなにも教えてくれていなかったことに怒っているんだ。
あたしは自分の感情を抑える事ができず、お姉ちゃんへ向けてそう怒鳴っていた。
お姉ちゃんは驚いた顔をあたしへ向けている。
それでも止まらなかった。
「あたし、お姉ちゃんが彼の事好きだなんて知らなかった! 告白したことだって、付き合いはじめたことだって、なにも聞いてない!」
叫びながら、自分が怒っている原因が明白になって行く。
彼を取られたことを怒ってるんじゃない。
お姉ちゃんが、自分の気持ちをなにも教えてくれていなかったことに怒っているんだ。