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「もしかして、ひいおじいちゃんからの手紙だったりして」


帰りのバスの中、今日の出来事をお姉ちゃんに伝えると、そう言って来た。


「ひいおじいちゃん?」


「うん。人は死んだら星になるんでしょ? 空からずっと見てるのかも」


そう言われてあたしはネックレスを握りしめた。


そうかもしれない。


そうだったらいいな。


「大事にする」


あたしはそう言い、手紙を撫でたのだった。