「男子の言う事なんて信用しなくていいの! あいつらガキなんだから」


そう言って頬を膨らませるお姉ちゃん。


「2人とも帰って来たんだから、手を洗ってうがいしておいで。お昼ご飯よ」


お母さんにそう言われ、あたしの涙はようやく引っ込んだのだった。