それから数十分りなのことを慰め、とりあえず寝ようかとなり、電話が終わった。


かいくんが言ってたことは、本当だったんだろうか。
私は全く信じてなかった。

私と同じく、かいくんも私で遊んでいるんだと、勝手に思っていた。



かいくんに連絡をしようと試みても、何故か連絡がしにくい。
なんて聞けばいいのかわからない。

私とりなが友達だったことがバレる。
そうすれば、りなにバレるリスクが高くなる。



〜♪

『かいくん:新着メッセージがあります。』



噂をすればかいくんからのライン。



『遅くまでごめんね!明日って何かある?』




いや、なんで。

りなを断って、私?


かいくんが遊びたい相手は、私なの?

彼氏がいて、嘘の相談までして、かいくんもゆうちゃんも、りなのことまで騙してる私に本気なの?








「・・・面白くなってきた」




私は思わず、鼻で笑ってしまった。