突然言われた言葉の意味が
全く理解できなくて
パッと顔をあげれば
満足そうに微笑む彼女がいた。


「いま、私に同情してるでしょ?
私の為に悲しい顔してくれてる。
って事は私のお願い聞いてくれるよね?!
はい!決まり~!
これからよろしくね!修也!」


俺を人間らしいと言った彼女は
今度は一方的に
俺がお願いを聞くという方向に
話をまとめてしまった。


コイツ……


「……ふっ、はは!
お前、やっぱバカだなぁ。」


病気なのに、バカみたいに真っ直ぐで
前向きで、ずっと笑ってる。


「……やっと笑った。」


そう言って、俺以上に嬉しそうに
微笑んだ彼女の事が
少しだけ、
ほんの少しだけ気になって


「お前の願い、叶えてやるよ。」


勝手にそう口走っていた。




こうして、俺らの180日は始まったんだーーー