20××年〇月△日
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今日も修也は私の願いを叶えてくれた。
そしてたくさん笑ってた。
なんかうれしい。
とにかくうれしい。
今日は新たな修也の一面を見た。
修也って本当はすごく意地悪だ。
私に”デート”なんて言って
慌てる姿を楽しそうに見ていた。
だけど、それも嫌じゃなかったんだ。
むしろ初めて見る修也がうれしくて。
って、さっきから嬉しいしか書いてない…。
でも、本当にうれしかったの。
願いを叶えてくれたことも、
笑ってくれたことも、
…私が免許取れたらって言ってくれたことも。
修也は私の時間を知っているはずなのに
遠い未来を見てくれている。
それが、すごく嬉しかったの。
嬉しすぎて、泣きたくなった。
だけど泣かないよ。
その代わりにたくさんのありがとうを
伝えるんだ。
前にそう決めたから。
修也、私を信じてくれてありがとう。
あの日、偶然だったとしても
私と出逢ってくれてありがとう。
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