…私、修也の事好きなのか。
突然自覚した自分の気持ちに着いていけない。
ぼーっとした私は使い物にならないと
休憩を命じられ、梨央も一緒に休憩に入った。
「じゃ、私、翔君とこ行くから!
一架も修也君と合流しなよ!」
と、言われたものの、
こんな状態で会えるわけもなく、
静かな体育館裏の階段に座って考えていた。
さっきから携帯が鳴ってるけど出る気になれない。
多分修也からだし。
だって、どんな顔して会えばいいの~…。
恋なんて絶対にしないって決めてたのに、
好きになっちゃうなんて…。
「どうしたらいいの…。」
「おい、パンツ見えてんぞ。」
…へ!?
バッとスカートを手で抑えて
下を見ると不機嫌そうな修也がいた。