「え…、うそ…。」
「うそってことないでしょ。
付き合ってるんだから。
一架だって修也君の事好きなんでしょ?」
「す、き…。」
「可愛いって言われて嬉しかったでしょ?
早く会いたくなかった?
文化祭、一緒に回りたくない?
言葉一つでテンション上がったり
心臓ぎゅーーってなったりするでしょ?」
…嬉しかった。
…会いたかった。
…一緒に回りたい。
心臓、ぎゅってなるよ…。
「これ…、好きなの…?」
「…は!?
え、好きじゃないのに付き合ってたの!?
あんなに好きーって顔してたのに!?
自覚無し!?
え、好きって言ってたよね…?」
「え!?いや、そう言うわけじゃ…。」
「まぁ、いいけどさ。
一架は修也君の事がスキーって感じ
すごくするよ。」