キミと過ごした180日間



背後から私をぐっと引き寄せ
五十嵐君に向かってそう言った。


…なんか今の言い方って
すっごい誤解を招くよね…?


ってか、い、いま私の名前初めて
呼んだよね…!?


しかもしかも
完全に付き合ってるとか
言っちゃったよね…!?


修也、この暑さで
頭やられちゃったのかな…!?


一気に何個も疑問が浮かぶけど
何一つ解決されることはなく、
そして背中から伝わる修也の熱に
私の心臓は静まることを知らない。


…ダメだ。
ドキドキしすぎて
思考回路がショート寸前…。


胸の高鳴りがピークを迎えようとした時


「って事で、急で悪いんだけど
ちょっとだけ一架貸してくれる?
すぐに戻るから。」


例の完璧スマイルを浮かべた修也に
そう言われた梨央は
目がハートになっていた。


「…も、もちろんです!!
一架、あとで詳しく聞かせなよ!!」


じゃ、私達は遊んでるからね
といって五十嵐君を連れて
海へと走って行った。