なんて去年までの出来事を思い出しながら
返信を返した。


『買い物には行くけど水着は買わない!
ごめんね、今年も海とかプール
行く気ないんだ(・_・;)
他の子達でも誘って楽しんで!
買い物は普通に新しい服買いに行こう!』


これで良し。


なんで?と聞かれても
今年も何とか逃げ切れるだろうと思い
次のメッセージに目を移すと
それは修也からだった。


「…初めて向こうから来た。」


その出来事にちょっとだけ
心を弾ませながらメッセージを開くと


『次のお願いは?』


短くて簡潔な文章だった。


だけど、自分からそんな事を
聞いてきてくれるなんて
思いもしなかった私は
頬が緩んでしまうのを我慢できなかった。