家に着くと、着替えを済ませすぐに机に向かう。今日中に提出しなくてはいけない課題を忘れていたからだ。
思ったより早く終わり送信ボタンを押すと、安堵からため息が出る。そして数件新着の投稿があることが示されたSNSのアプリを開く。
そういえばイチは、あれからまた投稿してるだろうか。
画面には自分が投稿した呟きやいいねを押した投稿が表示される。
つい先日、あの球技大会の日に投稿した私の呟きに誰かがイイねを押してくれたという表示があり、ピクンと心臓が跳ね上がる。
こんなこと初めてだ。
恐る恐るその画面をタップして、誰がイイねをしてくれたのかを確認する。
そこには真っ赤なアイコン。
『イチ』だった。
ドクドクと心臓から送られる血液が全身を駆け回る。
初めて私の呟きに反応してくれた。
朱里にも他の人にも、私がこのアプリを使って呟いていることは言っていない。
一瞬、琥太郎?と思ったが。彼はこの類のSNSには全く興味がなく、メールですらほとんど見ないのでたまに朱里が呆れているくらいだから、可能性は低いだろう。
イチ。
イチって誰だろ?
また画面をタップして、イチの新しい投稿があるかを見る。
『こんなはずじゃなかった。アイツが、眩しく見える』
そんな吐き出すような言葉が。
いったい、彼はどんな悩みを抱えているのだろう?
思ったより早く終わり送信ボタンを押すと、安堵からため息が出る。そして数件新着の投稿があることが示されたSNSのアプリを開く。
そういえばイチは、あれからまた投稿してるだろうか。
画面には自分が投稿した呟きやいいねを押した投稿が表示される。
つい先日、あの球技大会の日に投稿した私の呟きに誰かがイイねを押してくれたという表示があり、ピクンと心臓が跳ね上がる。
こんなこと初めてだ。
恐る恐るその画面をタップして、誰がイイねをしてくれたのかを確認する。
そこには真っ赤なアイコン。
『イチ』だった。
ドクドクと心臓から送られる血液が全身を駆け回る。
初めて私の呟きに反応してくれた。
朱里にも他の人にも、私がこのアプリを使って呟いていることは言っていない。
一瞬、琥太郎?と思ったが。彼はこの類のSNSには全く興味がなく、メールですらほとんど見ないのでたまに朱里が呆れているくらいだから、可能性は低いだろう。
イチ。
イチって誰だろ?
また画面をタップして、イチの新しい投稿があるかを見る。
『こんなはずじゃなかった。アイツが、眩しく見える』
そんな吐き出すような言葉が。
いったい、彼はどんな悩みを抱えているのだろう?