その後は色々な話をしました。通っていた学校の事とか、趣味は何とか。

「春は、僕と同じ小学校だったんだね」

衝撃の事実を聞いて驚いていると、春はため息を吐きながらいった。

「3年から4年までの、1年だけだけどな」

「じゃあ知らなくても当たり前か…」

なんだか残念な気がして、僕は肩を落とした。

「でも、こうやって会えたんだからいいじゃん?」

はにかみ笑顔で笑って見せられて、僕もつられて笑顔になりました。

「…あ、春くん」