それから私達は何時間も探し続けたが、見つかることはなかった。

 「あの後も……学校に来なかったし……」
 
 歩きながら昔の思い出を呼び起こす。
 
 「そうね……。でも、昔の仲間なんだから、明るく迎えようよ」
 
 葉月が暗い雰囲気を明るくするかのように、明るい声でそう言った。
 
 「そうだね!明るくて面白い晴斗なら、すぐに打ち解けられるよ」
 
 「あぁ、俺もそう思う」
 
 夕暮れ空を見上げながら、私達は家に入った。