《幸せ食堂》のシーフードカレーは絶品だった。

昔もこんなに美味しかったかしらと首を傾げたほどだ。

カウンター内にいる少女はやっぱり昔ここで見た少女にとても良く似ていて、明美は何度も見つめてしまった。

「これも、一緒にお願いします」

カレーを15分ほどで食べきってしまった明美はレジにストラップも持って移動した。

「ありがとうございます! 合計950円です」

これだけ美味しくてストラップも購入してこの値段。