途中でリストラされるために頑張ってきたワケじゃない。

それなのに、あと少しと言う所で会社は幸太郎を切り捨てた。

その瞬間幸太郎は自分のすべてを失ったと感じてしまった。

大学卒業後からこの会社に勤め始めて、他の仕事を経験した事もなかった。

幸太郎は、本当に一途に頑張って来たのだ。