「今日はもう閉店か。もう少し早く来ればよかったかなぁ」

残念そうに言う雄介叔父さん。

「明日、また来ればいいじゃん」

「そうだな」

そう言って食堂を通り過ぎようとした時だった。

不意に雄介叔父さんが立ち止まり、消えかけている食堂の看板を見上げた。