そう言ってガハハと豪快な笑い声を上げる雄介叔父さんに、友は呆れてしまった。

木彫りのクマにシーサーなんて、一体どこに飾っておけばいいのか困ってしまう。

それじゃなくても雄介叔父さんのお土産がこの家の中にはあふれかえっているのに。

でも、友はレシートの事を思い出していた。

確かに『おじさん』と書かれていたし、このタイミングで雄介叔父さんが戻ってきていることは偶然じゃないと思う。